Grief for a While - 学業、恋愛、ナイトライフ、卒業・・・


馴染みの無いアメリカ中西部にて

ミズーリ州スプリングフィールドに来た当初は、「田舎」と率直に思いました。
これからここで大学生活を送るのは少々不安でしたが、学期が進んでいくうちに、そんな不安は徐々に無くなっていきました。

留学生慣れしていないアメリカ人がほとんどですが、みんなフレンドリーで、異文化に興味を持っている人が多く、溶け込むのにそれほど時間は掛かりませんでした。
時間が経つにつれて、他国の留学生と知り合う機会も増え、1ヶ月後には「田舎」という事実は、それほど気にならなくなりました。田舎の学校の一番いい所は、コミュニティーの狭さと人々の暖かさです。この2つの条件が揃うと、治安の良さにも繋がります。

「田舎」での生活は、退屈なイメージがありますが、田舎の学校でしか経験・体験できないこともたくさんあります。実は、田舎が理由で日本人留学生が少ないので、日本人というだけで人気上昇です!!

ユニークかつハードワーク

ミズーリ州立大学は、他の学校と少し違った学科が専攻できました。特にスポーツ医学は授業料の安さと、少人数での効果的な実習が評判で、人気があります。

僕が専攻していたEntertainment Management(エンターテイメントマネージメント)は、一見ユニークで、楽しめそうな学科ですが、実はこの大学一ハードな学科だったと後になってわかりました。

授業内容の多くはプレゼンテーションとマネージメント・マーケティングプランを作成すること。実際にミズーリ州にあるテレビ局のスタッフの前で、新しいマーケティングの企画をプレゼンしたこともありました。
コミュニケーション能力に自信があり、社交的な人間じゃないと乗り切れなかったシチュエーションが多々あったと思います。

大学生活も後半になると、ハードワークや理不尽なスケジュールにも慣れ、楽しみながら学べましたね。タイトなスケジュールの中、副専攻でスペイン語とコミュニケーションも学ぶことができたので、大変だったけど充実した時間でした。

ハッピーアワーから翌朝まで・・・

大学生活で一番印象深く、「留学」の本当の意味を実感できたこと、それは田舎の学校特有のナイトライフです。
基本的に都会とは違い、「派手な豪遊」は不可能なので、近くにある小規模のダウンタウン、友達主催のハウスパーティーなどに出向き、お酒の力を借りつつ交流を広げ、深めていきました。
毎週木・金・土曜日は、ビールの値段が下がるハッピーアワーから、翌朝5時くらいまで飲みっぱなし。若かったからできた気がします。

この生活の中で1つ感じたことは、パーティーも立派な「留学」の1つです。多くの人は、「留学」とは学業やアメリカ人と触れ合うこと、と思っていますが、遊びながら他国の留学生とも触れ合い、異文化を学ぶのも「留学」の1つだと僕は思います。
自分がここで送った生活は、何よりも価値があったと思います。

愛って?

ここでの大学生活の中で、恋愛を通じ学んだことも多々あります。
上で述べたように、生徒の大多数が白人でしたが、当然他国の留学生との恋愛も「留学」の大事な要素の1つであり、経験しておくべきことだと思います。

まず、一番印象に残っているのは、文化の違い。友人関係でも文化の違いは大きな問題となりますが、恋愛関係だと解決することがより難しくなります。
言葉使い、食事の食べ方、時間にルーズ、束縛、など様々です。

「愛」の受け取り方も、国それぞれで、僕もトラブル続きでした。しかし、学ぶことはより多いので、積極的に経験しておくべきですよね。

4年間を振り返って・・・

ミズーリ州での4年間、自分の中で本当の「留学」の意味を見つけることができた気がする。
日課になっていた勉強、「Family」と呼べる友達、純粋で魅力的な女性達、異文化を体感できる授業、小規模だけど、クリーンで安全なダウンタウン、時間を忘れられるナイトライフなど、数々の経験・体験は一生忘れないでしょう。

元々、野球でアメリカンドリームを掴む目的で渡米し、途中で方向転換を強いられ挫折をした僕を暖かく迎え入れてくれたすばらしい環境でした。

卒業、そして現在

2010年6月に大学を卒業し、有給インターンシップのビザで、現在ロサンゼルスでインターンシップをしています。
アメリカの大学を卒業すると、1年間の有給研修プログラムの権利を得ることができます。

自分の将来についてはまだ模索中ですが、自分が「留学」で学んだことを活かすことができたら最高ですね。それが、最高の親孝行にもなると思います。

これから来る人へのアドバイス

ミズーリ州スプリングフィールドは、日本人には馴染みが薄い都市です。そのため、ミズーリ州立大学には、在籍している日本人も少なく、英語を学ぶには最高の環境だと思います。
典型的な白人学校なので、なまりもなく綺麗な英語を白人生徒から学べると思います。
様々な人種の留学生も多く、彼らの文化・習慣も英語と同時に学べるので、積極的に交流を持てば有意義な大学生活を送れるでしょう。

英語研修プログラムもあり、英語初心者でも安心です。誰もが不安な授業料・生活費も、他の学校と比べて非常に安く、負担は少ないです。
日本人は、田舎というだけでこの大学・地域を敬遠・牽制しがちですが、ダウンタウンもキャンパス近くにあり、ナイトライフは必ず満足できます。

最後に、この大学は英語を学ぶには非常に良い環境と述べましたが、それはあくまで自分自身の行動力とモチベーション次第です。
普通の留学生と同じように授業を受けているだけでは英語は上達しません。積極的にパーティーなどに参加し、勉強と同じくらい遊びましょう。それが、英語のスピーキング能力を上達させる一番の近道だと思います。
同時に、社交的な人間になれたり、人間として成長できるチャンスかもしれませんね。

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