日本では内気で一人では何もできない小さな僕だった。 

  • 名前:森貴志様

1年限定の高校交換留学でのアメリカ生活で、僕は限りなく大きく成長できたと確信しています。
テキサス州エルパソ(毎日晴天が続くメキシコ国境の商工都市)が、僕の留学先だった。メキシコ系が多くてスペイン語も勉強出来てラッキーと思ってたけど、みんなが英語で何を話してるかすら理解がまったくゼロのまま、僕の高校生活が始まった。一番の支えとなったのは、来年日本へ留学予定の息子を持つホストファミリーだった。

夜遅くまで一緒に勉強し、英語と日本語を彼と教えあう毎日から始まったが、それに疲れ始め勉強が辛くなった時、学校のバスケのトライアウト選抜を受け、チームに入れた。
慣れない異文化生活へ次第に打ち解けて行けたきっかけとなり、8ヶ月後の今では、チーム全員が日本の友達と変わらない存在にまでなった。
自然と英語も上手くなり、授業でも平均値以上の成績が取れるようになった僕だが、スポーツの大切さと友達の存在が身に沁みて有難く思う。

黒人、ヒスパニック系、白人、アジア系、混血系と肌の色、文化、言語、全てバラバラの個性豊かな50人のバスケチームだったが、互いの違いを受け入れ合える本当の家族のようなチーム仲間の一員になれたことを、僕は一生忘れないだろう。
スポーツを通した友達つくりから、たくさんの文化を学べた。多くの人に支えられて得た人生の貴重な経験とともに、高校留学の成功をお土産にしてこの5月末に帰国する。日本では内気で一人では何も出来ない小さな自分だったが、アメリカ生活で限りなく大きく成長したと今、それを確信している僕がいる。
日本からもっと多くの高校生が僕と同じような体験を持って参加してほしいを思う。

関連する体験談